「なにしてんの!バカなの?バカなんだよね!」

耳がイタイデス。星羅さん。

鼓膜破けます。


「なんで、絆創膏だけで済まそうとするの!ちゃんと薬塗って包帯まくよ!」

「はい。」


肩の傷に絆創膏だけ貼ってたら血が滲んできちゃったんだよね。

はい。

説教受けております。

鬼の形相をした星羅に。

これがお母さんや冬馬の次に怖いんだよ。


「すみませんでした。以後気をつけます。」

「おいおい、恐怖のあまり美琴が敬語にんってるではないか。そろそろ許してやったらどうだ。」

「だめよ、何回このやり取りしてると思っているの。」