「前原君、宮本君生徒会室に来てください。繰り返します。前原君、」 「失礼します!」 「お疲れ様です。」 はや。 え? いま、放送してたよね。わたし。 「なにかあったんですか?」 「前原君。とりあえず服装を整えて。」 星羅がいうと慌てて鏡の前に立つ前原君もとい悠雅。 「俺たちが呼ばれたってことは調べものですか?」 さすが聖也。 話す前に理解するなんて。