「副かいちょー!ちょっと加奈子とお話ししよぉ~!(にこっ」



「あ、朝場さん。ごめんなさい。これから冬馬・・・会長にこの資料を届けに行かないといけないんです。そのあとでもいいですか?」



「もちろんいいよぉ~。じゃ、屋上で待ってるねぇ。」


「すぐに行きますね。」





あー。

疲れる。この口調、この笑顔。

仕方ないんだけどさ。

・・・さっさと届けてこよう。