好きになってよ。【未】


ぼーっと考えながら、クールな彼を見ているとそれに気づいたのか、彼が私の方に近づいてきた。


「もしかして、りぃ?」


えっ。。。


なんで彼がこの呼び名を知ってるの?


「…合ってた?りぃ。」


コクリ。

びっくりすぎて声が出ない。

なんで知ってるの。

なんでその名前で呼ぶの。

もしかして。。。

「りゅ…高野くんに聞いたんですか?」

危ない。周りにバレたら危ない。

未だ、周りの目が優くんさんと隆ちゃんにある。

そんな中で、ボロを出すわけにはいかない。

高野くんに言い直したけど、多分この人は気づいてたはず。

「…そう。昔の話を何度もするんだ、あいつ。
そう。。。君がりぃなんだね。笑」

何、いまさら。

昔の話って。。。

一体、どこからどこまで知ってるの。

もしかして、あの事まで。。。

怖いっ。。。