「僕は、さおりさんがいいんです。
こんな僕だから…。僕、さおりさんに釣り合う男になれるよう頑張ります。
だから…。だから、付き合ってくれませんか?」


さっきの私の言葉のせいか、少しだけ目を潤ませた君。
だけどその見た目とは裏腹に、真っ直ぐな告白をしてくれて…。


特になんとも思っていなかったはずなのに

その告白を聞いた瞬間、年下の魅力と、
君の心の強さに
一気に身体ごと持っていかれた気がした。