あまりの頭の痛さ、息苦しさに、カムイの服を必死に握っていた。
名前…思いだなさいと。
意識が混濁するなか、必死に名前を思い出そうとするが、頭痛と息苦しさは酷くなる。次第に体が震えだした。
まるで、私の身体が、心が、名前を思い出すことを拒んでいるように。
「おい、大丈夫か?」
部屋についたのか、ベッドにおろしながらきいてくる。
「ハッ・・ア…カ、ハッ・・?」
返事をしたいのに、声が出ない。息が、吸えない…。
自分の身体じゃないみたいに、身体が言うことをきかない。
パニックで、涙が溢れ出す。
名前…思いだなさいと。
意識が混濁するなか、必死に名前を思い出そうとするが、頭痛と息苦しさは酷くなる。次第に体が震えだした。
まるで、私の身体が、心が、名前を思い出すことを拒んでいるように。
「おい、大丈夫か?」
部屋についたのか、ベッドにおろしながらきいてくる。
「ハッ・・ア…カ、ハッ・・?」
返事をしたいのに、声が出ない。息が、吸えない…。
自分の身体じゃないみたいに、身体が言うことをきかない。
パニックで、涙が溢れ出す。
