「じゃ、じゃあお言葉に甘えて…。明日必ず持ってきますね!」


「うん。また明日。じゃあね」


少し急かされたような気もするけど、いつも通り扉の外まで見送ってくれたので、すぐにそんな考えは飛んでった。


日々を過ごすほど貴方が好きになって、でも知らない事が多すぎるから不安になって、でも気持ちが舞い上がって…


これが恋なんだな、って思える、そう、陸さんは初恋の相手。


特別な人。