はぁ……
ほんと涼真ってばいい子。


でも、やっぱり莉羽のことが気になる。
どれだけ頑張っても私の中から莉羽が消えない。消えてくれないし消したくない。


やっぱり、この気持ちって、こ…い?
やっぱり、私、莉羽のこと好きなの?


そうだよ、やっぱり私莉羽のこと…


認めたくないけど…
きっと…


そうなんだよ。


そう思うと涙が溢れた。


「もぅっ、なに、なに泣いてるのよっ自分
ほら、行くんだからっ!」


私は自分の頬を叩いて
白バイで取り締まりに出かけた。