うちは警察。あんたは暴走族。

「よっ、おかえり。」
「え」


「えっ ってなんだよ。」
「あ、一緒に来たんだっけ...!」


そうだった。
酔ってるとこうだからほんとに困る。

よし、あたしは寝...
は?



「ちょっと!なんであんたいるのよ!」
「なんでって、家まで見送りだよ。」



上がってるじゃん。
見送りって...なんでこいつ家知ってんだ?

「とりあえず、俺は帰るよ。あんたのこと襲っちゃってもいいんだけど、信用なくすのだけは嫌だからねぇ。じゃね!」


お邪魔しました~と言って紫樹は家を出た。