でも、龍騎さんの反応は思っていたのよりも全然違っていた。


「そうなんだ。良かった...亜美ちゃんみたいな警察官と仲良くて。」


え?どういうこと?


「状況把握出来てないみたいだね」

龍騎さんは少し笑いながら言った。


「莉羽3年の中でも学年トップでさぁ
なのにめんどいヤツと一緒に暴走族みたいなことしてるみたいでさぁ...学校側としても困ってるんだよねぇ...はー」


龍騎さんはため息をつき、いやー愚痴ばっかで悪いんだけどぉ~と前置きをして話し始めた。


「この前なんか1日学校に来なかったからねぇ。連絡もないし。まあ成績優秀だから少し大目に見てやってるとこもあるんだけどねぇ。」


あれ...この前のって...
いやいや!午後からは学校に行くように言ったはず...


「ねぇ~、次行こぉよぉ~」

乃亜が甘えた声でその場を仕切った。

「次のお店は、確保してあるから、ねっ♡」

とこの調子である。
まぁ、もちろんあたしは行かないけど、