うちは警察。あんたは暴走族。

莉羽は立ち止まり振り向く。


「なに?」


「ねぇ、今日夜会える...?」
「あぁ、会える。」


良かった...

あ、そうだ!すぐにでも会いたいしなぁ


「迎えに行ったら...怒る?」
「怒る。」


そ、そんな即答しなくても...!



「わかった...じゃぁまた夜、ね。」



その言葉を合図に莉羽は行ってしまった。
亜美も署へと戻った。