うちは警察。あんたは暴走族。

「どするって、俺行かねぇよ?」


あ、そうだった...
莉羽サボったんだっけ

やっぱり警察官として許せないよね!
いや、許してはいけない!



「午前中は居てもいいから午後からは出なさい。」


うん。これでいい。
莉羽は...学生なんだから


「わーったよ、んじゃーな」


莉羽はそう言って署を出ていった。



......やっぱり
もうちょっと一緒に居たいよ...っ

そう思った亜美は走り出した。



「莉羽っ...」