うちは警察。あんたは暴走族。

その後の2日間も亜美が取締を行った。


その度に筆頭...ならぬ紫樹総長がお出迎えをするのだ。

やっぱり『殴り合いガしたい』と言って
莉羽に『ふざけるな』という言われる。
その繰り返しだった


そして、署の方にもあの日以来ずっと(2日間)来ていないのだ。



それを思い出して亜美はつい口にしてしまった。


「うぅ......寂しい...。」


は?!寂しいだと?!
り、莉羽が来ないだけじゃん...

べっ、別にそっちの方が普通なんだから...
寂しいもなにも......


無いはずなのに...どうして



「...行こ。」


そして、亜美は仕事先へと向かった。
マイカーで。