亜美はお昼を過ぎた程から時計をずっと気にしていた。


はやく...ならないかな
いつもの時間...。


べっ、別に莉羽のこと待ってる訳じゃ...ないし

た、ただ...



「ぁあ、亜美さん...お茶...どうぞ」

「うわあっ?!
び、ビビった!あ、ありがとう」


そして、涼真は自分のデスクへと戻った。


「亜美さん...相手は高校生なんですからね...」


涼真はパソコンを見ながら呟いた。


「ん?!なに?!」
「なんでもないですよ」


そう言って涼真は微笑みまたパソコンに向き合った。