「とりあえずドリンクバー2人分いいですか?」
「かしこまりました。」


亜美と男の子はファミレスへ来ていた。


「あ!そーいえばさ自己紹介とかまだだったよな」


あー、思えばまだだったかも



なんか今更感あるなぁ
「今更感半端ねぇな」


男の子はそう言ってひひっと笑った。


なんで、いっつもこいつと考えてること一緒なんだろ...


「俺の名前は一ノ瀬莉羽(いちのせりう)だ
ちゃんと覚えとけよな」


一ノ瀬莉羽...かぁ

女の子みたい


ふふっ


「うちはね工藤亜美っていうの。」


私はにっこりと笑って見せた。


そしたら、たちまち莉羽の顔は赤くなっちゃって

可愛いなぁほんと


「あ、亜美な。覚えた...からっ」

「ありがと、ってか
莉羽のその制服って三浦学園だよね?」

うちはコーヒを飲みながら聞いた。