うちは警察。あんたは暴走族。

署に戻ってきてからも涼真は譲らなかった。



「亜美さんが取締するなんて有り得ないです!」
「なんでよ、仕事なんだから」
「あれは、男の僕がするべきです!」
「はぁ...」



らちがあかないんだけど...
まったく涼真くんのせいで仕事にも集中できないんだけど...


「だから僕が行きます!」


もぅ!うるさいわね!








「どこに?」




「だから、とりしま......」
「よっ!また来ちゃった」

と言って客席用のソファでくつろぎ始めた男

昨日の!
学生暴走族が!また来た!