うちは警察。あんたは暴走族。

「ぉぉおおあおはようございますっ!」

「ふぁぁ、りょーまくんおはよー」


亜美は腑抜けた声を出す。

って、あれ?!


「その絆創膏どうしたの!」
「ぃいいや、あの、かかか擦り傷...です」


擦り傷か、まったくなにしてんだか...


「とりあえず、今日の仕事なんだけど
これして欲しいのよ。」
「え...これ......」

「はいはい、だるいとか言わないのよろしくね」


なぜかよく分からないけど涼真は目を輝かせて「ぁあありがとうございます!頑張ります!」
と意気込んでいた。


変なやつ、保育園児の交通安全の指導の話のやつなのに。