それから毎日、浜野君からメールがくるようになった。
「今なにしてんの?」
「先生って映画好き?」
「今日、寝坊した(>_<)」

どれもこれもどうでも良いことばかり。なのに、私は嬉しかった。彼が中学生だからって、好きな人がいるからって、関係なかった。タイプの男の子とメールできる自分を幸せだと思った。
(それくらいしか、私の生活に潤いがなかったのも本当だけど。)
メールをすればするほど、浜野君を知っていって、本当に内面も可愛い子だと思った。