「本気で好き」という言葉に心が動いた。そして気付いた。私だって浜野君が好きだ。でも、私はカタチでは塾の先生だし、二十歳の女。14歳の浜野君は生徒だし、今年の4月から中3だ。
4月…そうだ、今日から4月だ。ということは、今日は1日、エイプリルフール。
ふと時計を見た。
0時11分…
かろうじて2日のようだが、浜野君にメールを返した。
「もうエイプリルフールは終わったよ」
するとまた携帯が鳴る。
「なんだぁ。終わっちゃったか!!でもさっきの本気だったぜ!!」
私の胸がまた高鳴った。
二十歳の春、何かが変わるかもしれない予感が確信に変わった。
4月…そうだ、今日から4月だ。ということは、今日は1日、エイプリルフール。
ふと時計を見た。
0時11分…
かろうじて2日のようだが、浜野君にメールを返した。
「もうエイプリルフールは終わったよ」
するとまた携帯が鳴る。
「なんだぁ。終わっちゃったか!!でもさっきの本気だったぜ!!」
私の胸がまた高鳴った。
二十歳の春、何かが変わるかもしれない予感が確信に変わった。
