あれからあたし達は前みたいに楽しい毎日をおくっていた。 学校にも手を繋いで行って、 お昼ごはんは一緒に食べる。 帰る時も手を繋いで、 宏太は家まで送ってくれた。 ・・・でも、そんな気持ちになっていたのも、あたしだけだったのかもね。 宏太は・・・もう二人が離れてしまうことを 知っていたのだから