隠されたfact

そこは3階まで鑑賞席がある
大きなホールだった。

最初に声を出したのはヒーズだった。
「うっわ、同時にバトルを
何戦出来るんだろうねー??」
と横に立つトーズに声をかけた。

「10戦ぐらいいけるんじゃねーか??」

驚きすぎて多分目を見開いている私もやっとの思いで言葉を発した。
「今頃だけどやっぱり凄いわね…この学校…」

「うん…ちょっとびっくりした…」
メイも驚いて目を見開いている

「規模が違うな…」

「試験のときはここは見てないものね…」

「試験会場も凄かったけど、どこもこんな感じなのかな…?」

「「「……さぁ…」」」
とちょっと声をつまらせながら言った。

見るからにどこもそんな感じと分かっていながらもあえて言わないのはこれ以上驚きたくないから。

そんな私たちは驚きを隠せない状態で入学式の会場に足を踏み込んだ。