ー昼休みー
拓)ねー杏ちゃん
杏)はぁー関わってこないでって言いましたよね?
「なんであんなやつが話してんの?」
「意味わかんない」
杏)ほら!現に今だってコソコソコソコソ言われてるじゃないですか。こういうのが嫌なんですよ。、
拓)ごめんだけどさ屋上来てくれる?
杏)いいって言うと思いますか?
拓)だよね。でも力ずくで連れてくわ
杏)は?
拓人は杏の腕を持ち走り始めた
杏)ちょ!、!ちょ!嫌ですやめてください離してください。
拓)ごめんね。着いちゃった。ほら入ってよ
といい背中を押された
入ると白龍の人たちがいた
拓)連れてきたよ
杏)なんでですか?関わらないでって言いましたよね?
宗)うん。言ったね
杏)現にさっきだってクラスにコソコソ言われてたし。もう嫌なんですよ。こういう女子のいじめ。
光)それを俺達が杏)守られる気しないです。もし私のことを気にかけるならもう一切話しかけも近づきもしないでください。迷惑です。別に教室で一人でもいいんですよ。ひとりが好きだしどうせ人はみんな裏切ろうと思えば裏切れるんですよ。仲間とか友達とかそういうのいらないんです。ただただ平和に過ごしたいんですよ。私のことを思うなら一切関わらないで。
宗)無理やり連れてきたのはごめんね俺達はさ杏ちゃんが何抱えてるのかわかんないけどさ助けたいんだよ。だからさ姫になるかならないかもう少し考えてくれない?
杏)考えましたよ。その結果がこれです。なりません。なりたくないです。姫になりたい人はその辺にうじゃうじゃいますよ。
大)そうだよ。いるよ。でもさ俺らはあんたがいいの
杏)なんで。なんで私なの?別にいいじゃん私みたいなやつどこにでもいるよ
光)なんでそんなに拒否るんだよ
杏)私には仲間も友達もいらないんです
拓)寂しい人間
琉)ちょっ!拓人...
杏)あぁそーですよ寂しい人間ですよ私は。自らその道を選んだんですよ
拓)俺らもさお前みたいに闇はあんだよじゃなきゃ、こんな業界入ってねーよ。闇の深さはお前よりは軽いだろうな。多分。お前は裏切られるのを恐れてるんだろ?お前にさ必要なのは裏切られる覚悟じゃなくて仲間を信じる覚悟なんだよ。確かに裏切られるのは怖いよ。だけどさ何もしないとなにも進めない
杏)進めなくていい。一人で生きてくのよ私は。簡単に言うよね。裏切られるた時どんなけ辛いかわかる?あんたらにもう何回も何回も裏切られてさ人間不信なんだよ。そんなやつに信じろって言われても信じれないと思うけど。
拓)いつまでも杏)もうならないから。この思いは変わらないの!じゃあね