幼なじみ

【萌】



日向の部屋を出て急いで自分の部屋に入った瞬間、それまで堪えていた涙が一気に溢れ出てきた。



日向は優しく抱いてくれた。

だけどお互い好きな相手は他にいる。

日向の彼女はきっと“美波”さん。

彼女の存在を知っていながら日向に抱かれたアタシは最低な女。

彼女への罪悪感が今頃になってこみ上げてくる。


そしてアタシは忘れられない人がいるのに、ただ自分が処女だという事にコンプレックスを感じて
処女を捨てる為に

日向を利用してしまった事に対しても罪悪感を感じていた。