私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる



ルイ君から謝られるなんて変な気分。


少し沈黙が続いたあと
理由も知りたかったしずっと立ってるのも
変だから行く予定だった水族館は無しにして
近くのカラオケへと入った。



二人だから少し狭い。

ルイ君は先に座った私の横に腰を下ろした。



『どうして、、遅くなったの?』



喋らないこの空気に耐えられず
ルイ君に気になった事を聞いてみた。


『ルナ、、あ、あんたがルー君て呼んでる猫病院に連れてってた』


『ルー君?どっか、、悪いの?』


ルナ、、って言う名前だったんだ。

そーいえば最近ルイ君の家の塀のとこにも
ルー君居なかった、、。




『最近元気なかったんだけどさ、朝、吐いててぐったりしてて』



『えっ、大丈夫だったの?』