私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる


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『うっそ!有り得ない、、熱?』



『本当だよぉ』



私のおでこに手を当てて

んー?


と真剣な顔で心配するみさりん。



昨日のことを朝登校してきた
みさりんに

おはようの挨拶の前に話した。


聞いた途端、信じられないって顔して
こんなことしてくるみさりん。


友達ながらここまで驚かれたり
信じて貰えないのはショックだよ、、。



『松崎の考えてることが分からない』



今度はおでこから自分の頭に手を置く。


んー、、


まぁ私も分かんないんだけど、、。


嫌いだ!って思われてるのかいないのか、、



思ってたら、、会ってくれないし
喋ってもくれないと思うんだけどなぁ


も、もしかして
ルイ君、、







私のこと馬鹿にしようとからかってる?



当日に


ドタキャンされて

"本当は嘘だから"

なんて、、こと、、あるかも、、?




『ま、葵が頑張った結果だし頑張りなよ』



私が悩んでる顔を見て何かを察したのか
そう元気づけてくれる。


でもだんだん浮かれ気分から
不安な気持ちになってきた私、、


不安な感情と

あの時の嬉しい感情が混ざって


モヤモヤしてる。