私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる





あ、でもさっきブサイクって言われたし
もう気にしなくていいかな、、



『、、落ち着いた?』



『うんっ、、グスッ、、』



泣き止むまで少しだったけど
ルイ君はそこに居てくれた。


『じゃあ、、俺、用事あるからここで』


『そっか、、ルイ君、、グス、、ついでにいいですか』


袖で目をこすりながら
曲がり角を曲がろうとするルイ君。


『なに』


『グスッ、、好きです、、』


『俺は嫌いだ』


そう言っていつもとは違う道を帰っていった。


でももう一つ違った


嫌いだと言ったルイ君は


少し笑ってた。