私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる




『う、うそ?』



『俺が嘘ついてどうすんの』



『え、えぇ、、』



信じられなくて何が起こってるのやら


自分で聞いたくせに、頭がパニック。


それを見て冷ややかな視線を感じるも

もしかしてドッキリなんじゃないかと疑う。


どっかにTVのカメラ隠れてない?


テッテレー!なんて言って
ドッキリの看板持ってたりしない?



『なに、、嫌なの』



『ち、違うよ!嬉しい。嬉しすぎて、、夢!?』



『バーカ』



そう言ってルイ君は止まると
私の右ほっぺをギュッとつねる。



痛い、、、



夢じゃない、、



『うれひぃ、、ありやとぉ、、りゅいきゅん、、』



『ぷはっ、、変な顔ブサイク』





『だっへぇ、、』



『は?おい、泣くなよ』



あまりの嬉しさに嬉し泣きをしてしまう。

つねられたままポロポロ涙が出てきて
止まらない。