私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる



『山川、、?』



俯き、胸を押さえたまんまの私を
不思議に思ったのか名前を呼ばれる。


それだけさえもドキドキをヒートアップさせる。



『少し、、胸がキャパを超えたみたいです』



『はぁ?』



『あはは、、』



顔が見れない

目が見れない



こんなにドキドキするなんて知らない




『休むか?』


『えぇ、、ちょっとその優しさもキャパ超えるから駄目だよ』


『、、あんたやっぱ変な奴』




あ、少し、、マシになった。


ルイ君のその毒舌がいつものルイ君だから
少し落ち着く。


『ルイ君はやっぱり毒舌ルイ君で居てください』



『、、、なに、やっぱドMなの?』



『あ、そうではないからね!ただ胸が苦しくなるので』



その言葉に何言ってんの?
みたいなそんな冷たい目で私を見る。


優しいルイ君はすごく好きだけど
私に対していきなりは厳しかった、、。



笑顔は見たいけど私の胸がもつか心配だ、、。