次の日の朝、ここ最近で
一番目覚めが良かったんじゃない?
ってくらいすっごく気持ちのいい朝だった。
お母さんから
何かいいことあったの?
と聞かれるくらい機嫌が良いみたい。
『おっはよーーん!』
みさりんに話したくて話したくて
仕方がない私はみさりんを見つけてそう挨拶。
でもみさりんはいつもの席じゃなく
私の席の前に立っていた。
『みさりん?』
私が入った教室はどことなく静かになった。
変だなと思いつつもみさりんを見る。
『これ。』
指差したのは私の机。
目線を落とすと私の机は
"死ね""消えろ"
などなどそんな言葉が
でかでかと書かれていた。

