私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる





いないの?

いるの?

嘘なの?

なんなの?



『嘘ですか?』


『だったら何?』



ルイ君、嘘言うんだ、、。





その事に少しびっくりした。



でも、良かった。


好きな人、居なかった。



安心してるけど
可能性が上がるわけでもなんでもない
っていうのは百も承知。


でもそれでも嬉しかったよ。



きっとルイ君の好きになる人は
私なんかが敵わないそんな人だと思うしね、



『、、、ふっ、、』



うーーん。

と考え混んでる私の横で微かに聞こえた声。



バッとすかさず横を見る私

目が合うとパッと目を逸らしてしまった。



『ルイ君。今、、笑った?』


『、、、』


『笑ったよね?』


『は?あり得ない』