私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる



『なに、まさかほんとにタックルしたかった訳?』


『へ?ち、違うよ?』


『じゃなに』


『一緒に、、帰れるかなぁと淡い期待を、、すみません』



目が、目が怖いよぉ。


虫でも殺しそうな目で睨まれると
流石の私でもしどろもどろになってしまう



『じゃあどうしてそこにいんの?』


『だって、、怒らしてしまったかなぁと。怒ってる相手とは帰りたくないだろうし』


『お詫びにジュースくらい奢れば?』


そ、それは一緒に帰っていいという事?


これはお誘いオッケー?



私はすぐにルイ君の横に行く。


ルイ君は相変わらずのまま不機嫌そうに
歩きだす。