『だから玉砕覚悟での告白!言わなきゃ諦めらんないしさ』
少し苦笑いをしながら
それでも笑って言う谷梨君を強いなぁと思った。
私だってルイ君に好きとは伝えてる。
彼女にして下さいとも言ったことあるけど
でもこんな風に覚悟を決めては言えてない。
いざとなれば弱くなるし、怖くなる。
『云っときたかったんだ。聞いてくれてありがと!』
『谷梨君、、』
『これから普通に話してな!友達として』
『うん、、ありがとう』
最後に谷梨君は
"山川も頑張れよ!"
そう言ってくれた。
俺は戻るからとみんなの所に戻る谷梨君を
見送って私はそのまま家へと帰った。
気まずいだろうからと先に帰りなと言ってくれた
谷梨君の優しさが少し胸にしみた。
谷梨君はどうして告白しようと思ってくれたのか
決意したのか
返事は要らないからと言ったのか
考えても、それは谷梨君だけの気持ちだから
分からないけど
気持ちはきちんと伝わってきた。

