"バーカ"
口元がそう動くのが分かった。
そのままルイ君は目を逸らし退場して行った。
前のめりに鳴ってた体をゆっくり戻し席に座る。
ドキドキとうるさい胸をさすりながら
少し笑いながらそう言ったルイ君を思い出す。
なんで"バーカ"なんて言われたんだろ?
そんな思いより
気づいてくれてた、、
他にも応援してた子達も居たのに
私を見つけてくれた。
そう自分の中でどんどん良いように考えて止まらない
『松崎って、本当謎な奴』
隣で呟くみさりんは眉を寄せながら考えてる。
謎でも何でも今はどうでもよくなるくらい
嬉しかった。

