でも抱きしめられてる体はびくともしない



『ごめん、、、、もう少しこうさせて』





ホントに、、ズルい、、






ルイ君の手が私の頭を優しく撫でる。




この人、、



悪魔じゃない?



分かっててやってるの?



なんて思うほど私の心をかき乱す




『、、バカ、、アホ、、ルイ君の悪魔、、』




『、、、、ん』



『こんなことしたら、、他の子なら勘違いする、、』



『、、、ん』



『バカっ、、ルイ君なんて嫌いっ、、』



初めてルイ君に嫌いと言った。



ルイ君の胸を叩きながら



精一杯の反抗。



『、、、ふっ、、』



微か似笑った声が耳に届く


余裕そうなルイ君にまた腹がたった。




   
『うぅ、、ムカつく、、好きだけど嫌いっっ、、』





ようやく離してくれた時



私はルイ君を睨みそう言った。




それでも笑うルイ君にドキッとした自分に
一番腹がたった。




『ルイ君、、好き。何されても私はルイ君が好き』



私らしく



その答えが合ってるのかはわからないけど




『私とお友達になって、、』





いつでもポジティブに



いつでも私を見てもらえるように行動する。




それが私だきっと。