髪をかきあげられる感覚の後

唇に柔らかい感触。

目を覚ますと私は主任の
腕の中に居た。


「おはよう…。」


そう言って…もう一度
キスをしてくれる。


主任からの傲慢とも言える
愛の告白に頷いた私…。


その後…私達はひとつに
なった。


「昨日と同じ服じゃマズイだろ?
着替えないとな。
後で家まで送るから…。」


そうだ…昨日そのまま
眠ってしまったんだ。


もちろん着替えなんて
持っていない。


「本当だ!!私.帰ります!!」


「そんなに急がなくても
時間はまだ充分あるから。(笑)」


そういいながら私を
抱きしめてキスしてくれる。


産まれたままの姿だった私達は
また愛し合った。