朝方.目を覚ますと横には斗侑真が眠ってる。


寝顔を見て改めて幸せを感じた。


好き…大好き…。


寝顔にそっとキスをする。


「ん……っ。」


まだ開かない目を擦りながら斗侑真が私を抱き寄せる。


「久しぶりにぐっすり寝た気がする…。
お前と別れた時からあまり寝れなかったから…。」


斗侑真も眠れなかったんだ。
私もだよ…。
一人でベットに入るのが寂しくて
ずっと斗侑真の温もりが欲しいと
思ってたんだよ…。


「まだ早いから寝ていいよ。
起こしちゃってごめんね…。」


「楓も一緒に寝てくれなきゃ眠れない。」


二人でまた抱き合うように眠る。


斗侑真の胸に頬を寄せると心臓の
音が心地良くてすぐに私も眠りに入った。


寝室に日が射し目覚ましが時間を知らせる。


「斗侑真…起きて。時間だよ。」


「ん…。そんなんじゃ起きれない。」


「起きないと本当に遅刻しちゃうよ。」


「楓がキスしてくれないと起きれない。」


そう言う事か…。(笑)


「はい.はい…。チュッ…チュッ…。起きれる?(笑)」


「うん…。起きた。(笑)」