「問題は、今後、ルナ・エメラルドをどうするかだ。何か、意見……」
「はいは〜い、私から意見ありま〜す」
元気よく手を挙げたのは、林檎。
カレンは目を見開いて驚いた。林檎は、二人で話しな、とか、もう少し考える時間ちょうだい、とか言うと思っていたからだ。
カレンはまだ驚きを隠せていないが、林檎を指名する。
指名された林檎は、満面の笑みで意見を言い始めた。
「ルナたんは絶対に見つけないといけないから、捜索は必ず!でも、きっと二人はやってくれないだろうから、ももたんに頼もう。ねっ♡」
林檎の口から出た『ももたん』という名前にカレンと宙は反応する。
「小鳥遊に頼むんですか?林檎さん」
「ボク、小鳥遊嫌い」
その人は、苗字が小鳥遊のようだ。
それにしても、その名前を聞いた時の二人の顔は言うまでもなくひどい。
明らかに、その人を嫌っているのが読み取れる。
「小鳥遊百奈は、いつも任務をサボっているではありませんか」
「絶対あの人、『やりたくないっス。そういう面倒くさいのは、あたしの趣味じゃないっスから』って言うよ」
「意外とモノマネがうまい……」
「カレン、キモい」
カレンは声にならない声をあげて、宙を睨む。
そこに林檎が割り込んでくる。
「じゃあ、二人がやってくれるの?ルナたんのこと、捕まえられる?ん〜?」
林檎からの圧力に二人の顔は少しずつ青ざめる。よっぽど怖いのか、かなり身震いをして、カレンは眉を八の字に、宙はため息をついて……。
「「……できません」」
同時に拒否した。
カレンと宙は、思いがけない意見の一致に目を丸くするが、じゃあ、と林檎はまた話し始める。
「やっぱりももたんにお願いしよう!」
そう言って、即座にポケットから小型通信機を取り出し、ポチッとボタンを押した。その機械を耳元に当て、プチッと何かと繋がった音がなる。
「あ、ももたん?話は聞いた通りだからお願いね♡」
通信機から、さっき宙が真似していた口調の女性の声が聞こえてきた。
『なんのことスか?あたし、急に言われたことをすぐに理解できるほど頭良くないっス』
すると、林檎はニヤリと口角を上げた。
「盗聴してたでしょ。私知ってるんだからね。だって、カレンに特殊な発信機ついてるんだもん」
その言葉を聞いて、驚くカレンは、体全体をベタベタと触る。
ハッと、何かに気づいたカレンは、首元を触ると、丸くて、直径5mm程しかない粒がついていることに気づいた。
かなり小さくて、気づかなかったのだ。
宙は、目を細めて、フッと鼻で笑った。
『やっぱ、林檎先輩には敵わないっス。でも、あたしでいいんスか?もっと忠実に林檎先輩の言うこときく奴、いると思うっスけど……』
「その一人がももたんでしょ♡だからお願い!報酬またタンマリあげるから♡」
林檎がそう言うと、プチッと通信が切れた。
「じゃあ、あとはももたんがやってくれるから、今日は帰ろう〜!」
その一言で、三人はその家から出て行った。一人は怪しげな笑みを浮かべて、一人は気に食わない顔をして、一人は興味なさそうな顔をして……。
「はいは〜い、私から意見ありま〜す」
元気よく手を挙げたのは、林檎。
カレンは目を見開いて驚いた。林檎は、二人で話しな、とか、もう少し考える時間ちょうだい、とか言うと思っていたからだ。
カレンはまだ驚きを隠せていないが、林檎を指名する。
指名された林檎は、満面の笑みで意見を言い始めた。
「ルナたんは絶対に見つけないといけないから、捜索は必ず!でも、きっと二人はやってくれないだろうから、ももたんに頼もう。ねっ♡」
林檎の口から出た『ももたん』という名前にカレンと宙は反応する。
「小鳥遊に頼むんですか?林檎さん」
「ボク、小鳥遊嫌い」
その人は、苗字が小鳥遊のようだ。
それにしても、その名前を聞いた時の二人の顔は言うまでもなくひどい。
明らかに、その人を嫌っているのが読み取れる。
「小鳥遊百奈は、いつも任務をサボっているではありませんか」
「絶対あの人、『やりたくないっス。そういう面倒くさいのは、あたしの趣味じゃないっスから』って言うよ」
「意外とモノマネがうまい……」
「カレン、キモい」
カレンは声にならない声をあげて、宙を睨む。
そこに林檎が割り込んでくる。
「じゃあ、二人がやってくれるの?ルナたんのこと、捕まえられる?ん〜?」
林檎からの圧力に二人の顔は少しずつ青ざめる。よっぽど怖いのか、かなり身震いをして、カレンは眉を八の字に、宙はため息をついて……。
「「……できません」」
同時に拒否した。
カレンと宙は、思いがけない意見の一致に目を丸くするが、じゃあ、と林檎はまた話し始める。
「やっぱりももたんにお願いしよう!」
そう言って、即座にポケットから小型通信機を取り出し、ポチッとボタンを押した。その機械を耳元に当て、プチッと何かと繋がった音がなる。
「あ、ももたん?話は聞いた通りだからお願いね♡」
通信機から、さっき宙が真似していた口調の女性の声が聞こえてきた。
『なんのことスか?あたし、急に言われたことをすぐに理解できるほど頭良くないっス』
すると、林檎はニヤリと口角を上げた。
「盗聴してたでしょ。私知ってるんだからね。だって、カレンに特殊な発信機ついてるんだもん」
その言葉を聞いて、驚くカレンは、体全体をベタベタと触る。
ハッと、何かに気づいたカレンは、首元を触ると、丸くて、直径5mm程しかない粒がついていることに気づいた。
かなり小さくて、気づかなかったのだ。
宙は、目を細めて、フッと鼻で笑った。
『やっぱ、林檎先輩には敵わないっス。でも、あたしでいいんスか?もっと忠実に林檎先輩の言うこときく奴、いると思うっスけど……』
「その一人がももたんでしょ♡だからお願い!報酬またタンマリあげるから♡」
林檎がそう言うと、プチッと通信が切れた。
「じゃあ、あとはももたんがやってくれるから、今日は帰ろう〜!」
その一言で、三人はその家から出て行った。一人は怪しげな笑みを浮かべて、一人は気に食わない顔をして、一人は興味なさそうな顔をして……。


