全部先生のおかげなんです。だからそんなこ

と言わないでください。」

先生の腕が離れたと思ったらすぐに私を先生

と向き合う形にして、また抱きしめた。先

生の身体に胸が当たっていることに気付いて

恥ずかしくなった。

「先生…私、まだ下着のまんま…!!」

「もうちょっとだけこのまま…。」

先生が甘く耳元で囁いたあと、私の首に顔を

うずめた。少しくすぐったくて、先生の服を

握った。それに気づいた先生が、私の身体か

ら離れて、

「みい、煽ってる?」

先生、どうしたんだろう。

「みいにそんなことできるわけないか。」

先生笑いながら言ってるけど、何かおかしか

ったかな…?

「ごめんな。服着ていいぞ。」