飼い主はイジワル先生⁉︎

れた。だけど、離れたくないの。お母さんが

お父さんのこと大好きだったように、私も陸

斗が大好きなの。それに、やっぱりお母さん

のことまだ怖いの。だから、時々会いに行く

。それじゃダメかな?」

お母さんは驚いて、涙も止まってた。だけど

、お母さんの優しい顔を初めて見た。

「毎月、お父さんの命日は2人で御墓参りに

行きたい。それと、先生とみいの結婚式に出

席したい。みいの赤ちゃん、抱っこしたい。

それから…」

お母さんの願いが涙と一緒にこぼれてく。

私は向かい側に座るお母さんの横に移動して

、抱きしめた。いつも陸斗が落ち着かせてく

れる時みたいに。