飼い主はイジワル先生⁉︎

「……。」

めぐが黙ったまま、心配そうな顔で私を見つ

める。

「めぐ。みいは大丈夫。高木先生が一緒だか

ら。みいは先生と一緒に生活して、先生に恋

をして、強くなったんだ。俺たちは笑顔で待

っていよう?」

「智くん…。」

智くんの言葉は私の心に響いた。多分、めぐ

の心にも…。

「わかった。めぐたちは待ってるからね。絶

対どんなことがあったか報告してよ。」

めぐは私を抱きしめて、泣きながらそう言っ

てくれた。

「うん、待っててね。めぐ…ほんとにありが

とう。」

めぐと智くんと別れて、数学準備室に行く。

コンコン。

「どうぞ。」