私の堪えていた涙は止まることなく流れ続け

る。

「大丈夫。みいのことは絶対オレが守る。そ

れに、学校側としてもみいをお母さんと2人

にはできない。まずは、みいとお母さんと、

オレで話そう。それで決着がつかなかったら

校長や教頭にも間に入ってもらう。」

先生はゆっくり私の髪を撫でながら、優しく

説明してくれた。先生も一緒なら…。

私ももう、逃げちゃダメだよね。

「わかりました。でも私、先生と離れたくな

い。」

「オレだって。てかみいのこと離さないから

。」

そう言って、私のおでこにキスを落とした。