星の数より愛してる



そんな悪態をついていると、


「よし、じゃあ今回はそんな夏目に仕切ってもらおう」



担任は気味悪い笑みを浮かべてくじの入った箱をあたしの机に置いた。



え、なにこれ今日占い最下位かなんか?

ついてない。


はあ、と溢れそうになる溜め息を慌てて止めて、あたしは立ち上がった。



……あたしだって、やるときはやる女だし。



「はーい、じゃあ赤荻さんと山口さんジャンケンして!」


1番窓側の列と1番廊下側の列の先頭の子にジャンケンしてもらう。


あたし、こういう仕切るの昔からわりと得意なんだから。


いい調子で進んでいくくじ引き。


思わずドヤ顔で担任を見るとグッと親指を立ててくれた。


先生、ノリいーじゃん。