「笑わないでよ。今日4時間しか寝てないから眠すぎて死にそう。顔の調子とか気にしてらんないもん」
「えー、あんたそれ大丈夫なの?部活中倒れたりしないでよ?」
「んー、倒れたらたぶん王子様が助けてくれるから平気」
ついさっきまで考えていたことを口にすると、今度はめいが大口を開けて爆笑した。
「はいはい、出た。柚の王子様発言!どうせ昨日録り溜めてたドラマでも見たんでしょ」
びっくりなことに、めいにはあたしの行動が読めてしまうらしい。
さすが親友。
「まあでも、ほんとに気をつけてね」
心配そうにそう言ってくれためいに頷いて、校門をくぐった。
今日は何事もなく、過ごせますように……。
