真人さんの年の事も考えて、二人はできるだけ早く結婚したいと思っていた。
だけど、問題が…
真人さんと私は、年が離れてる。
私のお母さんと同じぐらいの年、、、
そして…真人さんの考えでとりあえず挨拶することにした。
今日は、真人さんがうちに来る日…ピーンポーンー
「お邪魔します。はじめまして、南美さんとお付き合いさせていただいております。小野寺真人です。」
「こんにちは。南美の父です。」
「南美の母です。あの失礼ですが、年は、」
「36です。」
「私と3つしかかわらない…」
「あの、ママ。」
「僕は、できるだけ早く結婚したいと思っています。今日は、お付き合いさせていただいていることに対する挨拶と結婚の挨拶に来たつもりです。」
「職業は?なんだ?」
「プロレスラーです。各地を回っていて南美さんを一人にしてしまう事もあるかも知れません。それでも、南美さんと一緒になりたいと思っています。僕は絶対に泣かせません。」
「小野寺さんのいってること矛盾してるように思えますが、、」
「パパ…」
「はい。矛盾してるかも知れません。けど、絶対に幸せにしたい。それだけは、誰にも負けない思いです。」
「そうか、結婚は、許す。しかし二年間は、地元で暮らすように…南美、わかったな?」
「真人さんと結婚していいの?」
「あぁ…ただし、二年間お前は地元から出てはいけないそれでもいいならな」
「二年間僕が、南美さんの所に通うということで結婚を許していただけるということでよろしいですか?」
「あぁ…」
何だかんだ結婚を許してくれた。
真人さんの家族も、結婚を許してくれた。
だけど、二年間は真人さんの住んでる所にはいけない…
「真人さん…お疲れ様。」
「南美こそお疲れ様…」
「真人さん…ごめんね。変な条件付きで…」
「南美が謝る事じゃないよ。それに、お義父さんのいってることも、わかる。娘が行きなりそんなに帰って来ない、年の離れた男と結婚するから遠くに行きます。ってはい。そうですかとは、ならない…」
「真人さん…」
「南美。俺の側に…俺の横に、この先いて欲しい。俺と結婚してください。」
「はい!これからもよろしくお願いします!」