あ、カルロスも俺の昔からの親友だ。
カルロスは、短剣を使って戦うから、すごく動きが素早い。油断してると簡単に切られる。

「そろそろ私の家につくよー。」

「久しぶりに行くから楽しみ!」

「おーい、レイト。何ボーとしてるの?私の話聞いてる?」

「.......」

「ねぇ!!レイトってば!!」

俺は、耳元で名前を呼ばれはっ!と我に返った。

「なんだ?」

「『なんだ?』じゃないよ。何ボーとしてるの?」

「いや、さっきからつけられてるきがして...」

「そんなの気のせいでしょ?」

「いや、わかんないよ?レイトの感はよく当たるからね。」

「まぁ、いまは、早くリーナの家に入ろう」

「うん、僕もそうした方がいい気がする」

俺達は、早々と玄関に入った、その途端すごくいい匂いがした。

「リーナ、すっごくいい匂いだね!」

「ありがと、フルーツの匂いを魔術で強くして、消臭剤にした。とりあえず、部屋行きましょ?」

「うん!」

俺達は、二階にあるリーナの部屋に入った。

「で、俺がさっきつけられてる気がするって言ったのは、なぜかって言うと、雑貨屋を出た後から、3人のグループを何度も見て、湖の切り株でブレスレットを作っていた時湖の反対側で光が反射した。その時は水が反射したって思ってたけどよくよく考えれば陸地が光るのはおかしいって思った。それで、みんなでリーナの家に向かって歩いている時もその、グループを見たから流石に怪しいと思ったんだが、2人はどう思うか聞かせてくれ。」

「僕は、わからない、2人にあったのは、ブレスレットが完成してからだし、リーナの家に来る時は、リーナと話していてあまり周りを見てなかったから。」

「私は、わからないわ。だってそんな人見てないし、見ようともしてなかったから。でも、レイトがそういうならほんとかもしれないけど、なんで3人でついてくるの?」

「それは、わからん。ただ、これたち3人の中のひとりか。3人とも狙われていることは、確かだと思う。」

「今日は、あんまり外に出ない方がいいと僕は、思うよ。」

「確かに、カルロスの言う通りだ。今日は、リーナの家で過ごそう。いいか?リーナ。」

「うん。私はいいけど、みんなは家に帰らなくていいの?」

「僕は、家がないから大丈夫」

「俺も、一人暮らしだから」

「わかった、なら。ふたりが寝るところは、1階のリビングでいい?」

「おう、どこでもいい」

「僕も、どこでもいいよ」

その後、俺達は、3人で夕食を作り、食べて、いろんなことをして楽しんだ。

そして、俺達はゆっくり眠りについた。