俺は、待ち合わせ場所の宿屋の前についたけどまだあいつはいないようだ。

あいつって言うのは、〔リーナ〕っいう昔からの親友だ。

10分くらい待った。

「遅っせぇーな」

そんなことを言ってると

「おーーーーーい、まったーーー??」

リーナが走りながら俺の前に来た。

「あ、来た。だいぶまったぞ。」

「ごめん...おこってる?」

「べっつにー。」

「いやいや、絶対おこってるくせに。」

「怒ってないから大丈夫。俺だって大急ぎで来たから。」

「そう?ありがと!てか、相変わらず剣は持ってくるんだね。重くない?」

「あぁ~、重くないよ?」

「あぁ、そう?まぁいいけど。」

「なら。いくぞ。」

「はーい。」

俺達がいまから、行くところはいつも、市場が開かれる通りだ。

リーナの提案で、今日はたくさん買い物をすることになった。

ただの買い物ではない、俺達の絆を表すものを買いに行くのだ。

まぁ、作った方がいいと思うのだが、リーナが言うには、2人とも短気だから、失敗したりしたらほったらかすから、ダメ!らしい...

まぁ、俺はそれに賛成したけど。