《レイトside》

ハウラス...。

俺は、考え事をしていた。
すると、カルロスが二階に上がってきた。

「どうしたの?レイト。」

「いや、リーナが、ハウラス魔王の部下にさらわれた」

「えぇ!?ハウラス魔王!?」

「そうだ。」

「レイトはハウラスを知ってるの?」

「まぁ...。あ、あのさ、急だけど俺、明日リーナを助けに行く。カルロスはしばらく俺の家を使ってくれ。」

「いやいや、僕も行くよ。親友を一人で生かせるわけには行かないからね、だいたい2人の方が怖くないし!」

「ありがとな。よろしく。なら、明日旅の準備をしよう。」

「うん!旅から帰ってきて1日でまた度に出れるってすごいことだと思わない?」

「ごめんな、疲れてるのに。」

「ううん。大丈夫!なら、早く休んで体力を貯めなきゃ。」

「おう!おやすみ」

「おやすみなさい」

明日

俺とカルロスの旅が始まる。

リーナまってろよ。
必ず助けに行くからな。
でも...