ハッピーエンドじゃないけれど。

「...ッそれなら、いいけど...!!」

「も~朋花は心配性だなぁ。なんならその日朋花も一緒に練習...」

「無理!しない!!ごめん帰る!!」

確信に、変わった。

なっちゃんは華琳に誘われると、瞬時に断って鞄を肩にかけた。

なにか、あったの?

だとしたら、なんで言ってくれないんだろう。

一番考えたくないこと...じゃないよね。

「朋花どしたんだろ~?あ、私ノート取りに来ただけだったんだよね。じゃあね、笑那!また明日!」

「また...明日...。」

手を挙げただけで、振れなかった。

華琳に相談したかった。

練習に付き合ってくれる時にでも相談してみようかな。