「華琳、ソフトの練習一緒にしない?」
華琳は中学から一緒でたまにキャッチボールの相手をしてくれた。
「うーん、バイトばっかりだからね、放課後は無理かなあ」
「そっかぁ...」
華琳は母子家庭で、その上弟さんの体が弱いらしく華琳のバイトで家計を支えてるらしい。
「笑那、最近ずっと外見てるじゃん?4組の子たちでしょ?その子たちほとんど野球部だから、聞いてみたら?」
「っえ!?4組なの!?ていうか星野くんたち野球部なの!?」
うそ...!ほんとに!?野球部だったの!?まって、もうドストライクなんですけど!
「そー!モウコノホシノくんたちのグループに私の彼氏もいるの♡」
「へ、へぇ。誰?」
華琳も゙モウコノホシノ゙って言った。
やっぱり知らないのは私くらいだったのかな。
華琳に彼氏がいたことより、星野くんに教えてもらうって想像しただけで...なんか、顔アツイ...!
「渉(わたる)くんて言うの!セカンド守っててね~!あ、出会いはね...」
華琳のおしゃべりに火がついた。
...でも本当にどうしよう。
話したことさえあんまりないのに、いきなりソフトの練習一緒にしてって言えるわけない。
そりゃ、もし一緒にできたら少しは距離も縮まるし、話すことだってできると思う。
だけど、だけど、なっちゃんがいる手前言いにくい...。
「で、ホシノくんはショートでしょ?渉くんもホシノくんと仲いいから、私もよく話聞くんだぁ」
「そ、うなんだ」
「ホシノくん」って言葉が出た瞬間、思わず耳を傾けてしまった。
~~~~~!!!
もう、私らしくない!!!!!
「ねえ華琳!星野くんと渉くんにさ、ソフトの練習お願いできないかな?もちろん華琳も一緒に!!」
ごめん、なっちゃん。
私やっぱり、ヤンキーでも悪い人でも自分の目で見ないと信じられない。
それにこわいとか、そんなのより話して私を知ってもらいたい気持ちのが勝ってる!
華琳は中学から一緒でたまにキャッチボールの相手をしてくれた。
「うーん、バイトばっかりだからね、放課後は無理かなあ」
「そっかぁ...」
華琳は母子家庭で、その上弟さんの体が弱いらしく華琳のバイトで家計を支えてるらしい。
「笑那、最近ずっと外見てるじゃん?4組の子たちでしょ?その子たちほとんど野球部だから、聞いてみたら?」
「っえ!?4組なの!?ていうか星野くんたち野球部なの!?」
うそ...!ほんとに!?野球部だったの!?まって、もうドストライクなんですけど!
「そー!モウコノホシノくんたちのグループに私の彼氏もいるの♡」
「へ、へぇ。誰?」
華琳も゙モウコノホシノ゙って言った。
やっぱり知らないのは私くらいだったのかな。
華琳に彼氏がいたことより、星野くんに教えてもらうって想像しただけで...なんか、顔アツイ...!
「渉(わたる)くんて言うの!セカンド守っててね~!あ、出会いはね...」
華琳のおしゃべりに火がついた。
...でも本当にどうしよう。
話したことさえあんまりないのに、いきなりソフトの練習一緒にしてって言えるわけない。
そりゃ、もし一緒にできたら少しは距離も縮まるし、話すことだってできると思う。
だけど、だけど、なっちゃんがいる手前言いにくい...。
「で、ホシノくんはショートでしょ?渉くんもホシノくんと仲いいから、私もよく話聞くんだぁ」
「そ、うなんだ」
「ホシノくん」って言葉が出た瞬間、思わず耳を傾けてしまった。
~~~~~!!!
もう、私らしくない!!!!!
「ねえ華琳!星野くんと渉くんにさ、ソフトの練習お願いできないかな?もちろん華琳も一緒に!!」
ごめん、なっちゃん。
私やっぱり、ヤンキーでも悪い人でも自分の目で見ないと信じられない。
それにこわいとか、そんなのより話して私を知ってもらいたい気持ちのが勝ってる!

