近いようで遠い恋

ママたちが帰ってきて、ホームパーティが始まった。でも、その時間はあっという間に過ぎた。

家に帰ると私は太陽くんに言われたことをよく考えていた

「私が変わらないのは、変わろうとしていないから…か」

鏡に映る自分を見て一人で呟く

(私、変わりたい。太陽くんのように)

私はそう決意した。カーテンを開けて夜の星を見る。

(私たちは光と影、でも私ももっと輝きたい)

そう胸に刻み、私は布団に入った。

このときはまだ知らなかった。もう、初恋が始まっていたことを…